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少しためになるスパイスの話【その2】

最終更新: 2019年8月14日


~少しためになるスパイスの話~

第2回 《フェヌグリーク


カレー大好きなしらべのマスターが、スパイスにまつわる話とちょっと変わったスパイスの使い方などをお伝えしていく小話シリーズ第2回です(今後も毎週水曜に更新予定です)。


フェヌグリークと聞いて、あぁフェヌグリークね、とはなかなかならないと思いますが、S&Bの赤缶(カレー粉)にも入っている、日本人とも接点が少なくないスパイスです。

赤缶の香りを嗅いで、そのあとフェヌグリークシードの香りを嗅ぐと、あぁこの香りがフェヌグリークだったんだ、と気づかされます。個性が強すぎる傾向があるので、あまり多くは使えませんが、僕は大好きなスパイスの一つです。


フェヌグリークも種と葉が使われ、葉は「カスリメティ」とも呼ばれます。

カスリメティはスパイスカレー屋さんで多用され、盛り付けの最後にパラパラと葉を散らすことで、香りと見た目が一気にエスニック感盛れる、飛び道具的なハーブです。


種は生のままだと苦みが強いですが、加熱すると苦みが和らぎ、甘味が出てきます。

パウダーにしてほかのスパイスとブレンドしたり、ホールのままオイルとともに加熱すると、甘く香ばしい香りが出てきます。


このフェヌグリーク、先述したとおり個性が強く、まだなかなか和食との相性を探しあぐねているのですが、肉にも野菜にも相性がいいスパイスです。種をオイルで加熱して、熱いまま肉じゃがにかけると、香ばしさとコクがプラスされすごくおいしいです。あまじょっぱいお醤油の味と相性がいいような気がします。もう少しエスニックにするなら、クミンも一緒に入れてもいいかも。


あとは、冷たいお豆腐に干しエビ・ごま油・醤油で作ったたれをかけて、上からカスリメティをパラパラかければ、スパイス冷奴の完成!これがおいしいんです。しらべスタッフ考案のお酒に合うおつまみメニュー。いつかお店で登場するかもしれません。


スパイスが身近なものになるよう、これからもいろいろ試して、和食との相性を探っていきます。フェヌグリークについても、また新しい使い方を見つけたらお伝えしますね。


それでは、また。

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