少しためになるスパイスの話【その6】


~少しためになるスパイスの話~

第6回「ホワイトペッパー」


スーパーなどで売られているテーブルコショーは、ブラックペッパーとホワイトペッパーがブレンドされています。おそらく、香りを主張させつつ刺激が強すぎないバランスを取るためだと思いますが、日本の食卓の味になじむようホワイトペッパーをブレンドしているのかなとも思います。ホワイトペッパーは、和の味にすごく合うスパイスだと、僕は思います。


ブラックペッパーもホワイトペッパーも、同じコショウの実です。熟す前の実を皮ごと乾燥させたのがブラックペッパー。黒い皮の部分にアタリの強い辛みがあり、ブラックペッパーらしい重厚な香りが特徴です。対してホワイトペッパーは、熟した実を水につけて、浮いた皮をきれいにとって乾燥させます。皮がないので、穏やかで上品な香りです。


前回ブラックペッパーの回でも書きましたが、僕はペッパーフリークです。若いころはブラックペッパーが大好きでしたが、大人になったらホワイトペッパーにすごく魅力を感じます。熟している実だからなのか、ホワイトペッパーはコショウの香りの後に熟成香をすごく感じます。発酵食品のような香り。発酵食品好きな僕にはたまらないのです。ですので、発酵食品との合わせるのが楽しいですよ。


醤油や味噌との相性も抜群です。お粥に醤油とホワイトペッパーかけるだけでおいしかったりします。出汁も何もいりません。


味噌とみりん、ホワイトペッパーで豚肉と玉ねぎを漬け込み焼くだけ、これでご飯が進むこと間違いなし。


癖のある魚は、塩麹にホワイトペッパーを混ぜて漬け込み焼くと、食べやすくてうま味もアップします。鯖なんかすごくいいのではないでしょうか。


あと僕は、へしこにホワイトペッパーをかけます。へしこは日本酒の最高のアテですが、ホワイトペッパーをかけるとビールとも抜群に合うと思います。ちょっと炙るとなお良いです。


納豆にホワイトペッパー振るのもいいですよ!煮干し粉も入れたら、たまらなくおいしいです。


チキン南蛮や魚のフライなどには、自家製タルタルソースを合わせてみては。おうちで余ってる漬物を細かく刻んで、マヨネーズ、お酢と醤油少々、ホワイトペッパー多めに入れて混ぜたら出来上がり。ソースですが、おかずみたいな満足感です。


一番おすすめなのは、ポン酢とホワイトペッパーの組み合わせ。冷しゃぶなんか最高です!


言っちゃうと、結構なんでも合います。


書いてるだけでおなかがすいてきました。

「スパイスの王様」といわれるコショウですが、庶民の味方ですね。


それでは、また。

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